療育

ダウン症児には早期療育が必要って聞くけど、具体的にはどんな種類があるの?

こんにちは。こるみちです。今回は、ダウン症児に必要な療育ってなあに?の

「?」に私が知っている療育の種類をざっくり紹介していければと思います(^-^)

それぞれが詳しく説明していると長くなってしまうので、1つ1つの内容はこれからの投稿でしていければと思います(^-^)

ダウン症児に必要な療育ってなにがあるのだろう

そもそも療育(発達支援)とは?

・障がいのあるこども、もしくはその可能性のあるこどもに対して、それぞれの発達の状態や障がいの特性に応じて、今の困りごとの解決と将来の自立、社会参加を目指し、支援をする事。より生きやすく暮らしていけるように教育的援助を行う事。

・ダウン症がある子は発達がゆっくりな為、外からの積極的な働きかけが必要であると言われていて、生後まもなく、告知を受けられる事により、早めに取り組みを始める事が出来ると言われています♪

みんな早期療育いつから始めてる?(我が家の場合を参考にどうぞ♪)

・私が知っている中でも、2か月から赤ちゃん体操を始めたというInstagramのお仲間さんを見かけた事があります。合併症や、小さい頃は感染リスクもあるので、健康面、体調面優先で、親の気持ち的にも落ち着いた頃から始める方が多いかなという印象です。

我が家の息子9月産まれ。

Instagramの先輩ママや、同じ学年の子の投稿、自分で調べた事を参考にして、先天性白内障の手術で優が入院していた頃に「手術が無事終わったら色々出来る事から動き始めよう」と、月齢2か月の頃から準備を始めました。
 
まずは地域の情報を集めなければとなり、

9月生まれの例

11月 区の保健師さんに連絡。→少し時期外れの新生児訪問を自らTELにて依頼。
12月 保健師さんが、一緒に保健所で開催している、親の会に同行して出席。調べていた近所の大手療育園が良いのと、来年度の春から通うにはもう連絡しておいた方が確実と言う情報を得て、即見学の予約。
1月 園見学
2月 受給者証取得
3月 摂食指導(ST) 開始、赤ちゃん体操初診
4月 療育園(母子通園 週2)入園

先天性白内障の手術や、心臓疾患があったのと、冬の感染症が怖かったので、3月位から本格的に療育を始める為にこんな流れで行動を始めました。

ちなみに、先生からは心臓が落ち着いてからでもいいのではと言われていたけど、そんなに待ってられなかったw (結局10か月の時に手術しました。)
あくまでも我が家の流れなので、こんなに早く始めなくても、自分のペースでゆっくり成長してくれるし、4月から保育園に入った子もいると記憶しています。

私が子育て自体初めてだし、育て方の基本みたいな物も知りたかったので、「早く色々始めて教えてもらわなければ!」と思っていたから余計に駆け足だったと思います。

小さい頃から受けられる事が多いのは?(~1歳でも)

訪問看護→ NICUから退院した子で、在宅酸素や経管栄養など、医療ケアが必要な子が退院後からお願いする事が多いのではないかなと思います。頼み方の流れが分かりやすく書いてあるサイトを見つけたのでご参考までに(^-^)
訪問看護ステーション ベビーノ

訪問リハビリ→ 自宅で、理学療法士や作業療法士などリハビリ専門の方が訪問に来てくれて、その子の成長に合わせて、必要なサポートを受けさせてもらえる。訪問看護と同じ所で行っている事が多いので、地域の訪問対象のステーションへ問い合わせてみてはどうでしょうか。こちらでは、墨田区、江東区、江戸川区、台東区、中央区対応しています。
小児訪問リハビリテーション – ライフクリニック | 機能強化型 在宅 
 
赤ちゃん体操→ダウン症児 療育と検索すると、大体の方が赤ちゃん体操に辿りつくのかなと思います。私も退院したらお家ですぐ体操を自宅でやってあげようと、本を購入しました。お風呂上りに体のマッサージや顔のマッサージをしていました(^-^)今は、2か月に1回病院でやっている赤ちゃん体操教室に通っています。赤ちゃん体操も全国に体操教室があったかと思うので、また詳しく紹介出来ればと思います。
ダウン症児の赤ちゃん体操―親子で楽しむふれあいケア

ポーテージ→その子の発達段階を先生に見てもらい、親が家庭で行える、社会性、言語、身辺自立、認知、運動、乳児期、の6つの発達面での行動目標(具体的な課題)を毎回出してもらって、次回先生に会うまでに親子で練習して出来るようにする教育。チェックリストがあり、先生とチェックしながら、次の課題と、今の発達具合を見ていく感じです。また詳しく紹介出来たらなと思います。
日本ポーテージ協会ホームページ

療育園・療育センター→身体に障がいのある児童、知的障がいのある児童又は精神に障がいのある児童(発達障害児を含む)が対象で、ダウン症児や出産後から、診断がついている小児、乳幼児健診などで療育の必要があると認められた場合や、保育園や幼稚園に通っているが併せて障がいの特性に合った専門的な療育・訓練が必要と認められた場合に受給者証をもらえれば通える施設です。個別や集団での指導、親子で通う母子通園、子どもだけで通う母子分離など施設に寄って特徴があります。

児童デイ→「児童発達支援」と「放課後等デイサービス」2つの総称で、未就学児は、児童発達支援と言う呼び名になります。
発達に課題のある未就学のお子様が、日常生活における基本動作を身に着けたり、遊びを通して発達を促したり、集団生活に適応できるよう支援するための福祉サービスです。サービスを提供している事業所によって、サービス形態や内容、目的は異なります。息子も通っている所は送迎ありで、朝迎えに来てくれて、お昼はお弁当でおやつの時間あたりに帰ってくる流れです。

療育施設、病院でのPT、OT、ST→各施設や病院で、個別でその子の成長に合わせた
PT(理学療法)歩く、立つ、座る、姿勢動作を保つ、身体機能に対してのリハビリ。
OT(作業療法)遊びを通して、生活に必要な動き作業に対してのリハビリ。
ST(言語聴覚療法)言葉やコミュニケーション、聴こえ、食べるなどのリハビリ。
を行ってくれる施設。

ろう学校→特性として、難聴を持って産まれてくる子も少なくないので、新生児スクリーニングで(新生児聴覚検査)リファー(要再検)となり、難聴かもしれないと診断された場合、0歳から通える乳幼児の教室をしている学校が多いと思います。もちろんダウン症をもっている子でも通えます☆具体的にどんな事をしてくれるのか分かりやすく書いてある、学校があったので、ご参考までに(^-^)
お友達で実際通っている子もいる学校です。全国のろう学校一覧も見つけました(^-^)
赤ちゃん・お子さんの「きこえ」の御相談《乳幼児教育相談》
大塚ろう学校リンク集-全国のろう学校

盲学校→子どもに視覚障がいがあると分かった時点で、(弱視、先天性白内障等)全国の盲学校でも→0歳からの教育相談を行ってくれるそうです!聴力同様、ダウン症をもっている子でも通っている子もいるので、大丈夫(^-^)どんなお教室なのかの1例と、全国盲学校一覧もみつけたので、貼っておきます。
幼稚部 – 筑波大学附属視覚特別支援学校
全国盲学校一覧 | 東京都立文京盲学校

療育以外で始められる事

ベビーマッサージ→赤ちゃんの身体に直接触れる事で、心と身体のコミュニケーションをはかれるマッサージで、親子のコミュニケーションを図れてホルモンも分泌され、赤ちゃんにも、ママ、パパのストレスも軽減にもつながるそうです。

ベビーサイン→言葉の発達が遅れがちな特性のため、幼いうちから、意思疎通の方法として子どもとコミュニケーションを取りやすいと言われています。真似やダンスが得意な子がいるので、耳より、目で見て理解する能力の方が高いと言われているので、ジェスチャーで身に着けられるベビーサインは取り入れている方は多い印象です。

マカトンサイン→言葉やコミュニケーションに困難のある人の為に英国で開発された言語指導法。ベビーサインと似たところもありますが、よりシンプルなな印象です。療育園によっては、こちらのサインを推奨している所もあります。

リトミック→伴奏に合わせて楽器を演奏したり、身体を動かしたりする音楽教育方法です。音楽に合わせて身体でイメージを表現していく事が、音楽が好きな子が多い子が多い為、楽しみながら、身体を動かしたりと色々な能力を引き出せる効果があるようです。

さいごに

今回は療育の種類について簡単に説明させてもらいました。経験を元に、少しづつ、掘り下げて説明していければと思います。

情報は、まず、実体験をしているママさんのインスタやSNSで広く情報収集して、我が子に「これがいいかも(^-^)」と合っているものを選び、いつから通いたいか、その場合に必要な手続き、予約、など把握しつつ、自分の地域ではいつから通えるのか、通える範囲ではどういう内容があるのか、お子さんの健康面が落ち着くまでゆっくり愛を育みながら、通い始めたい月齢までに準備して行ったらいいのかなと思います。

でも思い返してみたら、そんなに焦る事もなかったのかなと思うので、まずは、我が子を大切に、沢山触れ合ったり、歌を歌ってあげたり、お遊戯して見せたり、笑いかけたりと沢山愛情を注いであげて下さいね。

私は、小さな頃から息子を「おかわいさんだね」と呼びながらかわいいね、かわいいねと育ててきました。そうすると、言葉は言霊なのか、本当により愛おしく、愛らしく思えるようになって来て、息子もそれに答えてよく笑う笑顔がかわいい子にすくすく育ってくれています。

地域によっては、小さい頃から通える所が全然見つからない場合もあるかもしれませんが、少し足を伸ばせる所で、区外、市外でいける所もあるので諦めず、探してみたら見つかるかもしれません。お子さんに合った療育の場所が見つかりますように♪