こんにちは(^-^)
いつも家事に育児、お互いにお疲れ様です♡
こるみちです♪
東京都では3月14日に桜の開花宣言がされました♪
一気に春を感じて心も少しウキウキしてます。
近所の日当たりの良い毎年早咲きの桜は、先々週末辺りにいつの間にかすでに満開を迎えていてびっくりしました。
皆さんの近所でも、気づかない間にもう咲き始めているかもしれませんね♪
さてさて、今回も「ことば」についてをテーマに書きたいと思います。
ご本人自身もダウン症のある子をもつ言語聴覚士さんのいしがみしほさんはご存じですか?
おのまとぺカードを考案されたり、色々な活動しています。
お友達から借りている、いしがみさんが作成して下さっている、ことばについてのQandAについても少し書いて行きたいと思います。
オノマトペとは?
そもそもオノマトペとは、
「ニコニコ笑う」「雨がパラパラ降る」など、今まで日々何気なく使っている、擬音語や、擬態語を総称したものなのだそうです。
日本は世界からみても、オノマトペの数が多い言語と言われていて、円滑なコミュニケーションを取る上で大きな助けになっているそうです^^
もっと詳しく知りたい人はこちらから↓
確かに、サクサクのクッキーを食べたい時にただ「クッキーが食べたい」と伝えるだけじゃ色々なタイプの物があるから買うときに迷いますよね!
オノマトペは、
①物事の状態を表す、擬態語・・・ふっくら、すべすべ、キラキラ
②音を言葉で表した擬音語・・・ガチャン、ドンドン、ザーザー
③人や動物の発する声を表した擬声語・・・ワンワン、ブーブー、にゃーにゃー
3つに分けられるようです。形容詞だけではなく、名詞や、動詞に使われる事もあるという事です。(所説ありで、調べていくと、2つに分けられたり、もっと広げた5つに区分する考え方もあるようです^^色々な考え方があって面白いですね♪)
オノマトペは「魔法の言葉」と言われているそうで、脳に直接働きかけてイメージしやすい為に大人でも、勉強や仕事の前に使うと、「机で課題を終わらせて帰る」よりも
「これからパッと机に向かって、テキパキ課題を終わらせてササっと帰ろう」と言われたほうが、イメージが上がりそうですよね♪
ここまで読むと、ただ言葉を覚えてもらうより、オノマトペを使って、教えて上げたほうが、子どももイメージがついて、分かりやすいのかも^^
と私も改めて思いました。
オノマトペを簡単に取り入れるにはどうしたいいのかな?
の願いが叶うカードが、「オノマトペカード」なのです。(笑)
ダウン症児におススメのオノマトペカードってあるの?
言語聴覚士(ST)いしがみしほさん考案の、ダウン症児含む、発達がゆっくりさんの子達向けの言葉が取り入れやすくなるオノマトペカードをクラウドファンディングでMakuakeさんが最近作ってくれました!
話し言葉は一瞬で消えていくため、ことばの発達がゆっくりめのお子さんには、はっきりと音を聞き取り、話す事が難しい場合があるそうです。
例)「りんご」という単語も「り・ん・ご」の3つの音があって、最後の
「……ご」だけがなんとなく残る感じで、それは私たち大人が初めて聞く外国語を聞き取って、正確に真似するのが難しいのと似ています。
そんな時に聞き取りやすく真似しやすいのが「わんわん」「にこにこ」などの音の繰り返しや、「ポトッ」など音をそのものを表現したものが多い、「オノマトペ」を使った語りかけなのだそうです。
音から意味や様子をイメージしやすいという特徴もある為、発語を促す&理解する力も育てられる事が期待できると、いしがみさんはお話されています。
https://www.makuake.com/project/machitoco
こちらから詳しい内容、遊び方、購入も出来ます。我が家も持っている「あいうえお編」は
大好評だったみたいで、
現在は第2段の「ぱぴぷぺぽ編」もあります(^_^)
カードの裏面が大きなひらがなの文字1文字なのも、文字を覚える時に使えそうで使い方は何通りもあるなと思いました。
いしがみしほさんは何者?
「オノマトペカード」の考案者で、言語聴覚士さんです。
おもに活動は都内で、私もお世話になっている、都内で唯一のダウン症外来のある逓信病院で摂食指導もされています(*‘∀‘)
障害児通園施設、地域の福祉センター等での小児、成人期のコミュニケーション支援の経験を経て、現在は都内総合病院の小児科ほか、地域のクリニックで言語聴覚療法に従事されています。ダウン症のある息子さんとの生活経験を生かし、くらしのなかでことばの力を育てる方法について検討を続けている方です。オンラインで講習会の活動もされているみたいなので、講習を受ける機会があれば受けてみると勉強になるかなと思います。ここ最近での開催予定は私では見つからず。また見つけられたらお知らせできればと思います(^-^)
「ダウン症のあるくらし」という、書籍も書かれているそうです。
(ヨコハマプロジェクトから出されている電子書籍400円や、冊子の場合は500円)
冊子「ダウン症のあるくらし (Living with Down Syndrome)」
神奈川方面にお住いの方はより身近に感じる活動だと思うので、良かったら検索して観てくださいね。ヨコハマプロジェクト
ヨコハマプロジェクトについてはまたの機会に紹介出来ればいいなと思います(^_^)
ことばについてのQ&A
友人から長い事お借りしてしまっている(Aちゃんすまん。)石上志保さんのダウン症のある「こどものことば」QandAの冊子を参考に、より最も疑問になりそうな部分を分かりやすくして載せてみようと思います^^
この冊子は親御さんから、よく質問が来る事に対して、石上さんが答えている内容です。
Qおしゃべりが始まりません→色々な事が出来るようになって来たけど、なかなかおしゃべりが出来ないのはなんでだろう?
A.ことばを聞き取って覚えるのが難しいのかもしれません。
ダウン症のあるこどもたちの中には、ことばの音を正しく聞き取って、頭にとどめておくのが苦手な子がいる事が分かってきました。おしゃべりは真似をする事から始まりますが、そもそも頭の中に音の情報が残っていなければ真似する事が出来ず、おしゃべりにつながりずらいそうです。
Q二語文が始まりません→ことばの数は増えて来たのに文章にならないのはどうしてだろう?
A.話すには二語文を聞き取る力と、語彙力が必要になります。
ことばの数がだいたい50個になると、二語文を話し始めると言われています。
50個のうち通常さまざまな種類の語彙が含まれていて動詞の「履く(はく)」が使えればズボン、スカート、靴など、いくつかのことばと組み合わせて文章を作ることが出来ます。
二語文にならないお子さんの多くは名詞と組み合わせる事が出来る動詞などの語彙が少ないのかもしれません。
まだ二つの単語を聞き取って記憶するのが難しいと、「○○を履く」以外に「もう履いた?」「ひとりで履けるね」など様々な使われ方を習得する事がまだできないので、未獲得のことばや表現は特に聞き取りやすく言ってあげる事が必要なのだそうです。
Qおしゃべりの力を育てるには?→おしゃべりを楽しむためにはどうしてあげたらよいのか。
A.聞き取りやすい話しかけ方が大切です。
①言葉が正確に聞き取れない事
②その音をとどめておくことが難しい事
この2つがことばの発達に大きく関わっています。
普段の話しかけ方をゆっくり、はっきり話すなど、こども達にとって聞き取りやすい話しかけ方をする事でことばを聞く力、話す力が育つのを助ける事が出来るそうです^^
これから出会う、またはもう現在関わりのある言語聴覚士さんにも色々な考え方があると思うので、我が子にあった「ことばを理解する」方法が見つかりますように♪
みんなが気になる(私も気になる)内容だと思うので、具体的に話しかけ方、関わり方はまた紹介できればと思います(*‘∀‘)
最後に
今回はおのまとぺカードや、我が子がダウン症である言語聴覚士さんのいしがみしほさんについて、石上さんがことばについて質問される事についてまとまった冊子を参考にして、ピックアップしてみました。
普段どうしてもはっきり、ゆっくり分かりやすく話せてないな…と母反省です。泣
意思表示の表現が増える事が出来ればゆうたろも嬉しいと思うので、これからより気を引き締めて行きたいと思います。
そしてオノマトペカードも知らぬ間に第2段が出ていて、まだ買えてないので早速買いたいです♪
療育が短い日は、1日30分でもカードを使って一緒に遊んでみようかな。と心に決めた母なのでした
(^^)/
ちなみに「あいうえお編」を買った時は、まだ1歳ごろで、療育園の先生に読んで見せたりする以外に使い方はありますか?と聞いた所、ゆうたろの場合は、ボタンを押すと音楽が鳴ったり、光ったりするおもちゃが好きだから、
カードにタッチしたら、書いてある言葉を話してあげると楽しめると思いますよとアドバイスをもらいました
(^_^)
普段過ごしている中で、自然に使っていたオノマトペ、こどもには正しい言葉を教えた方が近道かと思ったら、音から意味や様子をイメージしやすいという特徴があると分かったので、積極的に使っていけた方がいいのかなと思いました♪
良かったら皆様も取り入れてみて下さいね
(*‘∀‘)